PRODUCT NAME

炭素繊維プレス成型材料 -連続繊維 PCM

素材
  • 複合材
  • 成型加工品・技術
機能
  • 軽量化
部品
  • 外装
  • 内装
  • 機構・構造部品
マーケット
  • 日本
  • 欧州
三菱ケミカル株式会社
FEATURES

製品の特徴

速硬化プレス成型(5分@140℃):月産 3000台(例:外板)に対応可能

  • 製品ラインナップ(エポキシ樹脂)

  • 高耐熱タイプ(Tg 170℃)対象:外板塗装品(Class-A・高外観)

  • タフタイプ   (Tg 130℃)対象:構造材部品

PCM工法

軽量化と高い外観品質の両立

日産GT-R NISMO カーボンルーフ

三菱ケミカルのグループ会社である株式会社チャレンヂが生産するカーボンルーフです。 革新的な技術と性能により、日産自動車(株)の「2020 Nissan Global Supplier Award ‒Innovation Award」を受賞致しました。

更なる軽量化を目的に、カーボンと低比重材料によるサンドイッチ構造をPCM工法で実現したことにより、従来よりも約4kgの軽量化と高い外観品質の両立が可能となりました。

PCM工法は、プレス成形可能なプロセスで成形サイクルタイムを約10分に短縮したことにより、自動車向け部材の量産を可能としました。また、PCM工法は、高温・高圧のプレスにより部材表面の平滑性が高いため、美しい塗装が可能で、クラスA外板部材として利用可能です。炭素繊維長繊維の高い物性と、ClassA外観を実現する材料として内外装への採用を目指しさらなる車の軽量化に貢献します。

マルチマテリアルコンセプトによるハイブリッド成形

外板・構造材への適用に加え、マルチマテリアルコンセプト(金属やSMCとのハイブリッド成型)に基づいた用途開発を進めます。長繊維を使用し高いスペックと外観品質を誇るPCMと複雑形状の成型が可能なFMC(CF-SMC)とのハイブリッド成形により、炭素繊維材料を適材適所に使用しながらハイサイクルで量産可能なパーツの提案を致します。

SOLUTION

次世代自動車関連技術
へのソリューション

この製品は、「軽量化」の1つのキーカテゴリーに対しニーズに応えます。

  • 軽量化
    <ニーズ>
    CFRP採用拡大、GF軽量コンポジット、発泡成形材、低コスト量産加工技術、透明グレージング、接着 / 接合技術、マルチマテリアル
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