樹脂分析を活用したサーキュラーエコノミーへの貢献
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製品の特徴
Model Case 1 市場から回収した資源の選別方法の検討
市場からリサイクルのために回収された資源には、様々な樹脂種、異物、不純物などが含まれる可能性があります。
これらの資源を効率的に再利用化するには、要求にあった品質の原料を、適切に選別する必要があります。
▼リサイクル向けプラスチック資源の評価例
回収品の樹脂種の分析 FT-IRによるPP,PE,PS,PVC,PET等の樹脂種の判別
添加剤の配合量の解析 有機系添加剤、ガラス繊維など
異物、不純物の評価 画像解析による異物サイズ、個数等の評価
これらの技術を活用し、目的に沿った回収、選別方法の構築をサポートすることで、要求品質にあった原料を確保するシステムが得られます。
Model Case 2 再生材の使用、運用方法の検討
再生材の利用を検討するにあたっては材料の物性評価が必要になりますので、様々な物性試験を提案できます。
物性試験に加えて、混錬から試験片の作成まで対応し、幅広いリクエストにお応えしております。
▼再生材の各種評価例
再生材とバージン材の強度比較 引張、曲げ、圧縮、衝撃強度など
再生材の配合比率毎の比較 各配合での混錬~試験片作製~物性試験
再生回数毎の物性値比較 画像解析による異物サイズ、個数等の評価
バージン材との強度比較や、要求品質をクリアする再生条件の検討をサポートすることで、再生材を最大限に有効利用できる仕組みを構築できます。
Model Case 3 生分解性の評価
生分解性プラスチックを代表とする生分解性素材の開発、導入、利用、および承認に際して必要となる生分解速度、分解度の評価を行います。
生分解性測定は、日本バイオプラスチック協会(JBPA)が運営する生分解性プラスチックの識別認証制度による「生分解性プラマーク」の利用許可を得るための評価の一つです。
ロンビックはJBPAの認定試験機関となっております。
JBPA-7
生分解試験 JIS K6953-2(ISO 14855-2)