想定部品：フェンダー

独自の複合材設計によりアルミ並みの低線膨張化が可能であり、高い寸法精度が要求される外板部材への適用が見込まれる。ポリプロピレンの特徴である軽量高剛性を維持しつつ、優れた成形加工性を活かして多様なデザインへの対応が可能。

ボディとの一体塗装への課題に対しては、塗装工法／塗料改良での対応や塗装レス対応（加飾フィルム、材着化）など環境負荷の低減を加味した実用化が期待される。

想定部品：バックドアアウター

インナーに使用されるガラス長繊維PP（ファンクスター™）との接着製品のおいて、成形寸法・熱膨張性能を最適化（インナーとのマッチング）することで、熱歪みなどによる外観不具合の改善（品質の向上）が期待できる。