エポキシ樹脂硬化剤 jERキュア®
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製品の特徴
jERキュア®
エポキシ樹脂硬化剤jERキュア®には、硬化温度では低温から高温まで、官能基もアミン(アミノ基)、メルカプタン(チオール基)からフェノール(ヒドロキシ基)まで、豊富な品揃えで、用途に応じた適切な硬化剤をお選びいただけます。水系エポキシ樹脂硬化剤もあります。 エポキシ樹脂jER®と反応して三次元硬化物を生成するエポキシ樹脂硬化剤です。 多種類の化合物がエポキシ樹脂硬化剤(または架橋剤)として、使用目的に応じて使い分けられていますが、その主なタイプを化学構造的に大別すると次のようになります。
脂肪族ポリアミン…主に常温硬化剤
脂環族ジアミン…主に中温硬化剤
芳香族ジアミン…主に高温硬化剤
その他のアミン系(イミダゾール、3級アミン)…主に高温硬化剤
メルカプタン系化合物…主に低温硬化剤
フェノール樹脂、アミノ樹脂…主に高温硬化剤
ジシアンジアミド…主に潜在性硬化剤
これらの基本的な硬化剤のほかに、作業性と硬化後の性能バランスを改良した種々の変性硬化剤があります。 取扱店
特長
jERキュア®は汎用的なグレードから特定の用途、目的に品質設計されたグレードまで多種多様の要求に対応すべく品揃えをしています。 伝統的なグレードとしては、脂肪族ポリアミンの低毒性化に先鞭をつけたjERキュア®TO184、脂環族アミンの低粘化と耐熱性を特徴とするjERキュア®113、芳香族アミンの取り扱い作業性を改良したjERキュア®W、粉体塗料の標準的な硬化剤jERキュア®170、171Nなどがあります。 また、これらのグレードの他に、特異な硬化性を示す各種イミダゾール、独自の技術により耐水性を特徴とする酸無水物、ジシアンジアミドの粒径をコントロールした各種微粉砕グレード、低温硬化性に優れた各種メルカプタン類が用意されております。 カタログ